松江市東出雲町に拠点を構える社会福祉法人です。地域の福祉・介護に全力で貢献します。

草雲会 お知らせ版

~おひとりさまの介護保険 終末期ケア編~

今回は『看取り』とか『ターミナルケア』について考えてみたいと思います。

私たちは、みなこの世に生を受けると同時に、死に向かって進んでいると言っても良いのではないでしょうか。二十歳ぐらいの若者でも、九十歳を超すような超高齢者でもあっても、等しくその時はやってきます。さて、みなさんはどんなゴールを迎えたいと考えますか?

私はこのケアマネジャーという仕事をしていて、たくさんの方々の終末期に立ち会わせていただくことができました。また今現在も、その時期を迎えようとしている方々やそのご家族と一緒に、尊い時間を共有させていただくことができていて、本当にありがたいことだなあと感じています。

今や、死にゆく場所は病院だけではありません。在宅に住まいし、大好きなご家族と過ごしながらも、穏やかにその時を迎える準備ができるようになりました。在宅での『訪問診療』や『訪問看護』などの医療系サービスが少しずつ増えてきて、家にいても必要な治療や看護を受けることが可能な時代になってきています。

特に、悪性腫瘍の末期においては“痛み”が大きな課題になることがあります。その場合も、訪問診療を行っておられるドクターが強い鎮痛効果を持つ薬剤(医療用麻薬など)の処方や調整を行われることで痛みが緩和され、随分楽に過ごすことができるようになってきています。なにより、その方を一番近くで看ているご家族が安心して過ごすことができるのではないかと感じています。

訪問看護では、ドクターの指示を受けた訪問看護師さんが自宅を訪問し、必要な医療的なケアや処置を行ったり、病気や看護についての疑問や不安について答えてくれる、もしくはドクターに尋ねていただくことで、ぐっと負担感や不安が軽減されることがあります。(お医者様には緊張して聞けない人でも、看護師さんなら聞けるのではないでしょうか。)

また、終末期を支えるのは医療系サービスばかりではありません。ヘルパーや通所サービスなども、その方が気持ちよくすごせるように“清潔の支援”(入浴ケアなど)を行ったえり、病気であることを忘れさせてくれるぐらいの“楽しい交流のひととき”を提供したりと、様々なかたちでその方にとって大切な時間をクリエイトしていきます。

私たちケアマネジャーは、これらのサービスが、その方それぞれの気持ちや身体の状態に合った形になるようコーディネートすることに力を注いでいきます。そして、その方およびご家族が大切な尊い時間を過ごされ、悔いのない終末を迎えられることが出来れば幸いと思いつつ、日々精進しています。

まさに『One Love One Heart』ですね。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(東寿苑居宅介護支援センター TEL 52-6068 主任介護支援専門員 菅原朋代)

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