松江市東出雲町に拠点を構える社会福祉法人です。地域の福祉・介護に全力で貢献します。

草雲会 お知らせ版

~ちょっと得する介護保険の使い方 その2~

こんにちは。ケアマネジャーの菅原です。

今回はサービス利用編についてお話したいと思います。

皆さんは「介護保険のサービス」と聞いて何を思い浮かべますか?ポピュラーなものは「デイサービス」「ホームヘルパー」「ショートステイ」などでしょうか。(この3つは東寿苑にもあります。)実は、これらのサービスにも色々な使い方のバリエーションがあるんです。

たとえば、デイサービスは、施設へ送迎付きでお連れして、健康チェックや入浴、昼食、機能訓練やレクリエーションなどのプログラムを提供します。通常は午前9時過ぎ~午後4時ごろまでなのですが、たとえば初めて利用される場合や体力的にも不安がある場合「そんなに長い時間は無理・・。」と思われる方もあります。そんな時は、午後2時ごろ(場合によっては午前中のみ)までの短時間コースでお送りする場合もあります。とにかく、その方の身体や気持ちに配慮したサービスの計画をすることが可能なのです。

ホームヘルパーのサービス内容は、大きく2種類に分けられます。一つ目は、買い物や調理、掃除などの「生活(家事代行)支援」、二つ目は食事の介助やオムツ交換などの「身体介護」です。しかし家事支援は原則一人暮らしの方に・・など、介護保険制度上、少し制約があることをご存知でしょうか?でも一人暮らし以外でも、ご家族の事情(病気や障害がある)やその他の事情によって、その必要性がちゃんと伝われば大丈夫です。そのために私たちケアマネジャーが皆さんのご相談をしっかり聞いてサービス計画を立てる仕事をしていますからご安心ください。

ショートステイは「介護者の助け舟」として有名かもしれません。以前は冠婚葬祭など、どうしても介護者の方が家を留守にしなくてはならない用事の時のみ・・という暗黙の了解めいたものがあったかもしれませんが、現在は「介護疲れの予防」のため定期的に利用されることも多くなりました。時代と共にサービスの利用の仕方も変わってきたのだと思います。

そのほか医療系サービスの「訪問看護」「デイケア(通所リハビリ)」「訪問リハビリ」や、自宅の環境を暮らしやすく整えるための「福祉用具(ベッドや歩行器など)レンタル」「住宅改修(手すりや段差解消など)」と様々な介護保険サービスがあります。紙面の都合もあり全部についてお話しすることはできませんが、興味のある方はお気軽にご連絡いただければと思います。

2回にわたりお付き合いいただきありがとうございました。最後に一言。介護が必要になった時、皆さんとても不安に駆られると思います。私たちはそんな皆さんの手助けになれるよう、いつも心がけて仕事をしています。不安や悩みやストレスを一人で抱え込まないで、いつでもご相談ください。これからもどうぞよろしくお願いします。

なお、もっと詳しい話を聞きたいという方は、お気軽にケアプランセンター(52-6068)までご連絡ください。お待ちしています。

(主任介護支援専門員 菅原 朋代)

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